先代からずっと使い続けてきた自社商品のマークが、実は誰かに商標登録されていて使えなくなってしまった。長年使ってきた自社の顔ともいえる商標が使えなくなったら、大打撃です。そんなことにならないためにも、すぐに商標登録されることをオススメします。商標は、他人の商品やサービスと区別されるための目印です。第三者による類似商標を排除して、自分の商品のブランド力を上げることにつながるので、誰かに先を越される前にぜひ登録してください。
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日本に戻ってきました。到着した空港で、軽く感激しました。
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「出口はこちら」とか、看板に書いてあることが理解できることが、本当にうれしかった。イタリアでの乗り継ぎ時間がもともと1時間しかなかったのに、お約束のようにアテネ離陸が30分遅れ(笑)。おかげで荷物が間に合わなかったけど、係員にもそれが説明できる! ギリシャ語で「明日」は「アーブリオ」と言うのですが、ギリシャ人だったら絶対、「アーブリオ、アーブリオ」で済ませたはず。やっぱり、日本は最高ですね。
テッサロニキの景色は、天気が良いと建物の白い壁がとてもきれいに見えます。…遠くからだと。近くに寄るとそうでもなくて、素敵に見える坂道も、実際には「どうすりゃいいんだよ」というほどの、とんでもなく急な坂だったり…。
チームメートたちが日本の何という街から来たかと聞くので、横浜だと教えてあげたら、パソコンで検索した画像にびっくりしていました。あまりのきれいさに、「これはなんだ!?」って。みなとみらいを見せてやりたいなあ。実際に見たら、ぶったまげるでしょうね。
日本は運転マナーも良くて、譲り合いもあります。ギリシャじゃ、そんなことはありません。車もボコボコで、オレがクラブから与えられている車も、右前のタイヤがパンクしていて、たまに空気を入れないといけません。高速道路を走っていても、普通に穴が開いていたりする。そんな環境だから、パンクも当たり前なんでしょうね。
サッカーにおける違いは…
Jリーグの試合はまだ見られていないのですが、結果はずっとチェックしていました。柏が首位なんですよね。J2から上がってきて、頑張っているなあと思います。
ギリシャは、オリンピアコスとパナシナイコスの2強状態となっています。2強と言っても、今季はオリンピアコスが結構な差をつけて優勝しました。
2強とは引き分けてもOKというのが、各クラブの一般的な考え方です。オリンピアコス相手なら、思い切り引いて守って、負けたとしてもブーイングはなし。ファンも、そこは理解しているんです。日本だと、上位のチームに負けても、ブーイングが起きることがあります。クラブも少し良い位置につけると、皆が皆、優勝を狙うと言ってしまう。日本にいる頃から思っていたのですが、それはあまり良くないのではないかと思います。やはり、残留や1ケタ順位、優勝と、それぞれしっかりとした目標を立てるのが良いのではないでしょうか。ただ今後は、選手の移籍のルールが変わったことで、構図に変化が出てくるのかなあと思います。
単純にヨーロッパの方が良い、日本の方が良い、ということは言えませんよね。ギリシャのファンはすごいけど、平気で水入りのペットボトルや発炎筒が飛んでくるのは勘弁してほしい。
ただ、ギリシャのサッカー熱は、やっぱりすごいと思う。売店にいろいろなスポーツ新聞が並んでいるけど、全部1面はサッカー。ヨーロッパ中の大会を扱っていて、とにかくサッカーです。
道路は危なくて南米のようにストリートサッカーはできないけれど、子供はみんなサッカーで遊んでいる。それにサッカーだけではなく、ギリシャのクラブは、基本的にみんなバレーボールや水球などのチームも持っている。とにかく、スポーツが一番の娯楽なんです。地元チームの選手なんていったら、みんなの憧れです。道を歩いていても「頑張れよ」と普通に声をかけられたり、たまには「私はPAOKのファンだから」と言うおばさんに出会ったり…。
とは言っても、それもほかに何もないからということも大きな理由だと思います。日本のように裕福で、子供がみんなテレビゲームを持っていたら、どうなっているか。ただ、例えば横浜という街にはあんなに人がたくさんいるんだから、もうちょっと…、とは思いますけどね。
ピッチ内で言えば、選手にも違いは感じます。日本人の技術は高いし、瞬発力は大きな武器になる。ギリシャにも、あり得ないくらいうまいやつはいるけど、あり得ないくらいヘタクソもいる。だけど、体はめちゃくちゃごつくて、絶対に当たり負けしない、というような選手です。対戦した相手にも、ドリブルをしまくって、絶対に2タッチ以下ではプレーしない選手がいました。ただこれも、どちらが良いかは、簡単には言えませんよね。
いろいろな選手、クラブがある中で、2強が飛び抜けているとは言ったけど、オレはパナシナイコスとは対戦していません。だから、実際にどれほど強いかは分からないんですよね。それも来季に対戦して、確かめてみないと。
日本の湿度の高さを感じるほどに、向こうは乾燥しています。カラッとしていて良い気候なんですが、チームメートは「ギリシャの夏は本当に最高だ」って言うんです。英語もギリシャ語に見えてくる国だけど、その夏もまずは体験してみないと。
一応、新シーズンについては、6月下旬に始動日が決まっています。でも、間違いなく変更があると思います(笑)。ひとまず、それまではゆっくり休んで、リフレッシュしたいと思います。ぼちぼち体も動かし始めますが、今は子供を見ているのが楽しくてしょうがありません。
◇ ◇ ◇
坂田選手の連載コラムは、ひとまず今回で一区切りとさせていただきます。
〜プロフィール〜
坂田大輔(さかた・だいすけ)
1983年1月16日生まれ、神奈川県出身。2001年に横浜F・マリノスユースからトップチームへ昇格。プロ初年度から出場するなど、活躍した。03年にはU−20日本代表としてUAEで開かれたワールドユース選手権に出場し、得点王に輝いている。06年にはイビチャ・オシム監督の下、フル代表としてキャップも刻んだ。J1通算247試合46得点の記録を残し、今年1月にギリシャ・スーパーリーグのアリス・テッサロニキに移籍。オフィシャルブログはhttp://ameblo.jp/guapoblog/
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坂田大輔
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